京都RePPY株式会社は屋上緑化、壁面緑化を衣料をリサイクルした用土で進める「EcoPPY」事業、京都の不動産を活用する「不動産」事業、住宅ローンにお困りの皆様を「任意売却」で支援する事業を営んでいます。
土壌革命! 衣料リサイクル用土「EcoTTI(エコッティ)」 Recycled Fiber Soil「EcoTTI」
従来土壌について
農地、家庭菜園等で使用されている「土壌」、すなわち土は以下の問題点があります。
・重い ・手や周囲が汚れる ・虫が寄ってくる(※1) ・3~4年くらいで土の入れ替えをしないといけない(※2) ・入れ替え後の不要な土の処分に困る(※3)
※1:虫が寄ってくる理由について
通常の土の中には微生物が存在します。微生物は土の中の養分を分解して有機物にし、その有機物を食べるワラジムシやササラダニ、ヤスデ、ミミズ等が出現します。また微生物を食べるトビムシやセンチュウが寄ってきます。
※2:土の入れ替え理由について
理由は2点あります。第一は、水はけが悪くなることです。同じ土を長く使用していると水はけが悪くなり、土中が湿気の多い状態になることで、植物の根を腐らせたり、虫が付いたりすることがあります。水やりを繰り返していくと、さらさらだった土はやがて粘土状に変化し、水の流れも滞りやすくなります。土の中は通気性が悪い、目が詰まっている窮屈な環境となり、根も呼吸がしにくく伸びるスペースを失います。結果的に根腐れを起こし、植物自体が枯れてしまう可能性があります。
第二は土の性質の変化です。植物の成長のために与える肥料や土壌改良によって、土は元の性質から、酸性やアルカリ性へ徐々に変化します。植物にとって適切な性質は品種によって異なりますが、例えば弱酸性を好む植物に対して、アルカリ性に変化してしまった土を使い続けていると、元気に育たなくなる場合があります。
農地の土の入れ替えは表層土とその下の土を入れ替えます。かなりの手間、労力、コストが必要です。
※3:不要となった土の処分方法について
多くの自治体で、土をゴミとして出すことが出来ないので、戸建てに住んでいる場合は庭にまく。購入した店舗に引き取ってもらう。ホームセンターの中には、園芸用土の引き取りサービスを行っているところがあり、このサービスを利用して処分できる場合があります。費用はかかりますが、不用品回収業者に依頼することも可能です。
このような従来土壌に革命をもたらせたのが次に紹介する「EcoTTI」です。
衣料リサイクル用土「EcoTTI(エコッティ)」について
衣料リサイクル用土「EcoTTI(エコッティ)」は古くなった衣服をリサイクルして生まれた 土壌(Recycled Fiber Soil)です。 以下の様な特徴があります。
1.経済的 一番の特徴は繰り返し何度も使えることです。ですので、何かを育てるたびに土の入れ替えをする必要がなくなります。衣服をリサイクルしてできた土壌なので、無機質(※1)です。そのため、従来の土壌のように連作障害(※2)が起こらず、定期的な土の入れ替えをしなくて済みます。特に農地では大きなコストダウンと手間を省くことができます。
※1:無機質土壌とは。通常の土は本来なら何らかの養分を含んでいる有機質ですが、繊維の土壌は不要な養分が水と一緒に流れ出て養分を含まないため無機質となります。よって不要な養分が残らない繊維の無機質土壌には連作障害が起きず、毎年同じ作物を栽培出来るため土を入れ替える必要がなく経済的です。
※2:毎年同じ場所に同じ作物を栽培すると土の栄養分が不足したり、土の中の病菌が増えたり、有害線虫が増えるなどの障害が起こることを言います。
2.清潔 触っても手に土が付きません。簡単に入れ替えが出来るので、汚れを気にせずに作業に取りかかれます。また、水やりや雨の日などに起こる土の飛び散りも起こらないので、周囲が汚れません。また、排水口に土が流れ込み、詰まらせる心配もありません。安心して使える土壌です。
3.軽い 大袋は25L入りですが、通常の土壌の半分以下の重さで約3kgになります。この重さであれば、女性や子供さん、年配の方でもご負担なく持てるでしょう。屋上緑化を大規模に行いたくても従来の土ですと重量の問題で不可能なことが多かったのですが、「EcoTTI」であれば、ふんだんに使用できます。またレイアウトを変えたい場合やベランダでの使用や吊り下げタイプの鉢用など、重さのネックが解消されますので、従来より幅広い使い方ができます。
4.良品質 肥料などを別途配合せずにそのまま使えますが、肥料を追加した時には、野菜や植物が肥料の養分を吸い上げるため、特に効き目が良いのも特徴です。水はけが良いため根腐れを起こしにくく、無機質であるため虫害の発生も抑えられます。腐葉土、有機肥料などの有機質は微生物により分解され、無機質にかわり植物に養分として吸収されます。その微生物に対し虫害が発生する場合があるので、無機質土壌を使うと虫害の発生を抑えられます。(但し有機肥料を使用してはいけないということではありません)
5.地球環境にやさしい 現在、日本では200万tの古い衣服が捨てられていますが、そのうちの170万tの衣服はそのまま廃棄され焼却されているという実態です。「EcoTTI」はそんな古くなった衣服をリサイクルしてできている商品です。また、土は本来燃えるごみとしては廃棄できませんが、本品は古くなった衣類をリサイクルして出来た無機質の土壌なので燃えるゴミとして処理できます。様々なところでリサイクルを実現している商品になっています。
衣料リサイクル用土「EcoTTI(エコッティ)」のメリット
上記でも述べましたが、メリットを整理すると以下の4点となります。
1.「優れた保水性」
水分の保水性が栽培期間を通じて安定しています
2.「連作が可能」
連作による培地の経年劣化を克服し、長期間に渡っての利用が可能です
3.「優れた肥料コントロール」
土と異なり培地自体に養分がないので「肥料コントロール」がしやすくなります
4.「虫害対策」
微生物が存在しないので虫害が出にくくなります
業務・企業用 衣料リサイクル用土「EcoTTI(エコッティ)」事例
長野県のイチゴ農家のご利用
保育園へ向けての環境学習
産廃業者社屋での緑のカーテン設置
壁面緑化
モザイカルチャーでのご使用
一般家庭用 衣料リサイクル用土「EcoTTI(エコッティ)」事例
以下の取材動画をご覧下さい。