京都RePPYの町家再生とは?
平成30年の住宅・土地統計調査によると京都市の空き家数は106,000戸で空き家比率は12.9%です。
全国平均は13.6%でそれに比べると僅かですが、優秀と言えます。
しかしながら、コロナ禍により観光収入が減っただけでなく、公共交通の値上げ、街全体が活気を失うなど、市民の生活は収入面でも精神的にも苦しくなっています。
収入源は生活に直結し、住宅ローンや固定資産税が払えないなどの理由で転居を考える人も増えつつあります。
京都市への流入人口が増えれば、空き家比率は下がりますが、流出が増えると比率は上がります。
また、空き家が増えると様々な問題が起こります。例えば、「雑草・悪臭など衛生面での環境悪化」、「景観の悪化」、「不法侵入などによる治安悪化や失火の危険性」、「台風や豪雨による崩壊による生命・身体への被害のおそれ」などです。
特に京都は観光都市ですので、せっかく来て下さった方々をがっかりさせ、リピート比率を下げることになります。
このように、京都における空き家問題は他の都市よりも深刻と言えます。
この京都の空き家問題に京都RePPYは取り組んでいきます
特に、歴史と文化を受け継いだ京都の町中にある住まい「町家」を重点的に再生支援いたします。
京町家は先人の知恵と工夫がつまっています。それらを活かしながら、現代の暮らし方に合わせた改修を行い、歴史と便利を両立させます。
そうすることで「町家へ憧れて住んでみたけど、不便だね~」という声を「マンション暮らしと同様の便利さとマンションでは味わえない風情があるから、ずっとここで暮らしたいね~、子どもにも住み続けて欲しい」という声に変えます。
京都RePPYの町家再生は住居だけではありません
コロナ後もテレワークは生活の一部となります。自宅でテレワークに厭きたり、子育てと両立が厳しいときには、弊社がプロデュース予定のコワーキングスペースやシェアオフィスを利用されると良いでしょう。
また町家を一社がそのままオフィスと利用することも検討しています。
その他、飲食家、宿家、小売家などを京町家で営むことで新たな価値が生まれます。
このような町家の使い方を皆様と一緒に取り組んでいきます。何なりとご相談ください。